日経MJの最新号より。ノートを常に持ち歩き特定のテーマについてひたすら書き綴る「ライフスタイルノート」なるものが流行っている、とのこと。
町歩きで発見したこと、食べた料理のレシピ、子供の成長記録——。特定のテーマに沿って愛用の1冊に書き留めていく、「ライフスタイルノート」と呼ばれるノートの愛用者が増えている。専用ノートが売り場では人気を集めており、イラストや写真を入れたりなど書き方はその人流。単なる日記とは異なり、あるテーマに沿った自分の知識や体験が積み上げられていき、自分だけのガイドブックとして活用できる点が受けている。
私の場合、今年から『投資手帳』を使い、日々の資産運用に関するメモやスケジュールのみをまとめていますが、基本的な考え方は「ライフスタイルノート」のそれと同様ですね。
これを更に広げて、「人生におけるありとあらゆる出来事」を記録する、というのが Lifehacking.jp で紹介されていた『ユビキタス・キャプチャー』です。
「全てを手帳に記録する」、ユビキタス・キャプチャーの実践 | Lifehacking.jp
気になった出来事や言葉、思いついたアイデアなどは全て携帯メールで Evernote に転送して週末に見直す、という私の習慣も「ユビキタス・キャプチャー」の一種といえるかもしれません。(“全ての出来事”とまではいきませんが)
上記のページではモレスキンのノートを使った方法が紹介されていますが、私は後々の情報整理や検索性などを重視して Evernote を使っています。同じ意味で「携帯ブログ(モブログ)」も便利かもしれません。
生活(Life)を全てデジタルデータで残す(Log)という「ライフログ」という考え方がありますが、これも「ライフスタイルノート」や「ユビキタス・キャプチャー」の一種といえるでしょう。
日本の携帯電話がライフログを補完する:マーケティング – CNET Japan
上記は「ライフログ」を上手に活用することで、マーケティングを自動化することができるかも?という記事です。
パーソナライズドサービスやレコメンドエンジンなどの発想にも繋がりますが、自分の趣味趣向や考え方などがデータベース化されることで、より自分に合った商品・サービスが見つけやすくなるのは間違いないでしょう(ちょっと怖い気もしますけどね)